キャッシュレス世界ランキング 日本は何位!?韓国はなぜ比率1位なのか

キャッシュレス
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世界ではキャッシュレス化が進んでいるのに、日本はあまり浸透していない…

 

このようなニュースやテレビ番組を多く目にするようになりました。

 

日本では、経済産業省が2018年4月に「キャッシュレス・ビジョン」という資料を公表し、本格的にキャッシュレス化を推進していくようです。

 

年々増加している外国人観光客。

2020年のオリンピック年は、もう目前。2025年には大阪万博も待っています。

 

キャッシュレス決済を推し進めているのは、外国人観光客の利便性を上げる目的もあるみたいですね。

 

というわけで今回は、世界ではどのくらいキャッシュレス化が進んでいるのか、世界のキャッシュレス事情などもご紹介します。

 

キャッシュレス決済の世界ランキングで日本は、何位だと思いますか?

 

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キャッシュレス決済比率の世界ランキング

世界のキャッシュレス化はそんなに進んでいるのでしょうか。

 

こちらのグラフ「各国のキャッシュレス決済比率の状況(2015年)」を見れば、一目瞭然です。

出典:経済産業省キャッシュレス・ビジョン(2018年)より

このグラフは2015年のデータなので、少し古いのですが韓国の比率がずば抜けているのが分かります。

 

キャッシュレス化(比率)が進んでいる順

  1. 韓国(89.1%)
  2. 中国(60.0%)
  3. カナダ(55.4%)
  4. イギリス(54.9%)
  5. オーストラリア(51.0%)
  6. スウェーデン(48.6%)
  7. アメリカ(45.0%)
  8. フランス(39.1%)
  9. インド(38.4%)
  10. 日本(18.4%)
  11. ドイツ(14.9%)

日本はというと、キャッシュレス決済比率が18.4%で10番目に並んでいます。

1番の韓国が89.1%なので、その差は5倍近くなります。

 

日本はガラパゴスケータイ全盛の時代から「おサイフケータイ」という当時(2004年~)最先端な技術を持っていました。

 

そんな最先端技術があったのに、ケータイで支払いをしている人をほとんど見たことがありません。

 

クレカやデビットカードは持っていても、私がスマホ決済を初めて使ったのは、ごく最近です。PayPay(ペイペイ)キャンペーンにつられました。

 

日本のキャッシュレス化は2015年時点で2割に満たず、多いとはいえないことが一目でわかります。

 

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレス決済とひとことで言っても、種類はいろいろです。

  • クレジットカード
  • デビットカード
  • チャージ式プリペイドカード
  • ICカード
  • スマホ決済アプリ

それぞれカード発行会社や運営会社が多数あるため、細かく分類すれば、もっと種類は多くなります。

 

▼決済方式で日本のキャッシュレス決済を大まかに分類してまとめました。

キャッシュレス決済の種類とおすすめ!実は3種類だけ?基礎知識まとめ
...

 

世界各国を見てみると、クレジットカード決済が主流のところもあれば、スマホ決済アプリの利用が急激に増えたところもあります。

 

韓国・中国・スウェーデンのキャッシュレス社会

さて1位の韓国、2位の中国などは、どのようにしてキャッシュレス決済が進んでいったのでしょうか。

 

キャッシュレス比率1位は韓国

韓国は政府がクレジットカードの利用促進策を打ち出して、9割という驚異的なキャッシュレス社会になりました。

 

その施策というのが、クレジットカードを使うと年間利用額の20%も所得控除(上限30万)を受けられるというもの。

 

これはクレジットカードを使わないと損ですね。

 

それに加えて、宝くじの参加権利の付与・店舗でのクレジットカード取扱義務(年商240万以上の店舗のみ)もあるのだとか。

 

よく話題にされている中国は6割がキャッシュレス化

中国ではキャッシュレス化が進んだ背景に、偽札問題・脱税問題・コスト(印刷・流通コスト)などの問題がありました。

 

近年ではスマホ決済アプリの「Alipay(アリペイ)」(中国語名:支付宝)が、キャッシュレスを加速させたと考えられています。

中国のアリペイ利用者は、公共料金の支払、病院の予約、タクシーやホテル予約など様々な支払いと予約をアプリから行うことができ、生活に欠かせない「生活アプリ」として利用されているそうです。

 

そして「Alipay(アリペイ)」と、日本のソフトバンクとヤフーが出資して新しく登場したスマホ決済「PayPay(ペイペイ)」がサービスの連携をおこなって話題になりました。

 

日本で「Alipay(アリペイ)」決済が「PayPay(ペイペイ)」を通してできるようになったので、中国人観光客にとっては日本で買い物がしやすくなったのではないでしょうか。

 

スウェーデンのキャッシュレス事情

スウェーデンでは、クレジットカードやデビットカードの普及に加えて、2012年に登場した「Swish(スウィッシュ)」というスマホのモバイル決済アプリを人口の約6割が利用しています。

「Swish(スウィッシュ)」はスウェーデンの6つの主要銀行が共同開発したスマホ決済システムです。

 

日本はキャッシュレス決済の種類が多すぎると思うので、私個人としては、こういう主要銀行が共同で作成したアプリを開発して全てひとまとめにしてほしいものです。

 

出典:経済産業省キャッシュレス・ビジョン(2018年)より

 

スウェーデンの店頭では、「現金お断り(CASH FREE)」という表示も珍しくないようで、キャッシュレス社会が国民に受け入れられている環境になっています。

 

日本のキャッシュレス化は?

 

世界と比べて日本が遅れているのは治安がいいから

日本でキャッシュレス化が遅れているのは、世界と比べてスリやひったくりなどの盗難が少なく、現金を落としても返ってくると言われる「治安の良さ」や、「ATM」がどこにでもあり利便性が高いからと言われています。

 

また、店舗にとってはキャッシュレス用の支払い端末などの導入にコストがかかる問題もあるようです。

 

そしてアンケートでは、6割の女性がキャッシュレス化に消極的であるとグラフにあらわれています。

出典:経済産業省キャッシュレス・ビジョン(2018年)より

 

ちなみに、ランキング下位キャッシュレス決済比率が14.9%のドイツは、日本と同じように「現金思考」が強いせいでキャッシュレス化が進んでいないとのこと。

親近感がわきます。

 

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日本のキャッシュレス化は進むのか

先日見たニュースでは、安倍首相がキャッシュレス決済のnanaco(ナナコ)カードを使って実際に支払いをしている様子が放送されていました。

これを見て、私は本格的にキャッシュレス時代の到来だと感じました。

 

なぜ、首相がキャッシュレスの実演までしているのか…

経済産業省の「キャッシュレス・ビジョン」には、明確な数値目標が発表されていました。

 

キャッシュレスの最終目標

もともと経済産業省の資料「未来投資戦略2017」の中で、このようにKPI(最終的な目標達成を評価するための業績評価指標)が記されていました。

キャッシュレス化を推進するためのKPIとして、「今後10年間(2027年6月まで)に、キャッシュレス決済比率を倍増し、4割程度とすることを目指す。」 としている。

 

これを2025年に2年早めて、さらにその後のKPIを設定したのが2018年の「キャッシュレス・ビジョン」です。

【支払い方改革宣言】
ここで、本検討会としては、大阪・関西万博(2025 年) に向けて、「支払い方改革宣言」として「未来投資戦略 2017」で設定したキャッシュレス決済比率40%の目標を前倒しし、高いキャッシュレス決済比率の実現を宣言する。さらに将来的には、世界最高水準の80%を目指していく。(経済産業省キャッシュレス・ビジョン(2018年)より)

 

2025年の大阪万博までには、40%をキャッシュレス支払いに!

 

将来的にはキャッシュレス化80%を目指す…!

 

80%はなかなか高い数値目標ですね。

 

これから本格的にキャッシュレス決済普及にむけて動き出しそうです。

▼2019年10月からの増税にあわせて、政府主導のキャッシュレス決済還元サービスが計画されています。

キャッシュレス導入するなら増税前に!5%ポイント還元で店も客もwin-win?
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渋谷もキャッシュレスシティになる

渋谷区はキャッシュレス決済の導入促進にむけて、4,900万円の予算を組んでいると発表されました。キャッシュレス化をすすめるために住民税や国民健康保険料などの支払いについて、早ければ2019年4月から「LINE Pay(ラインペイ)」決済を導入するそうです。

平成31年度(2019年度) 渋谷区 当初予算案の概要

 

QRコード決済が中心となり、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた外国人観光客の受入環境をととのえ、商店街活性化のための取り組みだとか。

 

渋谷では「LINE Pay(ラインペイ)」がアツイですね。

 

キャッシュレスは現金よりもポイントが貯まる

なんとなく現金が手元にないと不安、というのはわかります。

 

デビットカードやクレジットカードを持っていても、現金で払ってしまう方が多かったのですが、

カードやスマホ決済を使ったほうが、ポイントが貯まるのです。

 

このポイントが、思った以上に貯まります。

 

カードによってはポイントがついても、どこで使えるのかわからなかったので今までポイントの有効期限を切らせてしまうことがほとんどでした。

 

ポイントが使いやすいカードに変えたら、楽くなりましたよ。

調べてみると自分の生活スタイルにあうクレジットカードやスマホ決済があるはずです。

 

キャッシュレス化の波にのって日本の世界ランキングをひとつくらい上げてみませんか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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