Amazonから突然、以下のようなショートメールが来ました。
ん?アマゾンからショートメールなんて初めて来たなー。なになに…
Amazon『登録料金の未納が発生しております。本日ご連絡なき場合、法的手続きに移行します。アマゾンカスタマーセンター03-6903-1303』
え、未納?法的手続き…だと⁉
正直、焦りました。
Amazonになりすました詐欺
Amazonから今まで一度も来たことのないSMS(ショートメール)、いきなりの「法的手続き」しかも「本日中に」ということで、怪しいと思った人が多いと思います。
そうです、これはアマゾンになりすました偽アマゾンからの架空請求詐欺メールです。
「料金未納」や「法的手続き」といった言葉で、すぐに連絡しなければ!と焦る人心を罠にはめようとしているので、ショートメールに記載してある電話番号には絶対に連絡しないようにしてください。
本物のAmazonでは、このメールに対して以下のように注意を呼びかける記載がされています。
アマゾンを名乗り、代金不足分の支払をコンビニで支払うように電話で請求する詐欺の手口や、SMS(ショートメール)で有料動画の未納料金が発生しているため本日中に連絡無き場合は法的手続きに移行すると脅す手口があるようです。アマゾンはそのような請求やご連絡はしません。Amazon
SMSの架空請求メールに限らず、ほかの偽アマゾンも出回っているようです。Amazonさんも大変ですね。
横行するSMS詐欺
消費者庁のサイトでも「消費者被害防止に向けた注意喚起」のページにアマゾンを名乗る業者からの架空請求メールに対して2018年6月29日に注意を呼びかけています。
この消費者庁の注意喚起を見てみると、有名企業になりすましたSMS(ショートメール)詐欺が多いことが分かります。
アマゾンだけでなく、ヤフーや動画配信サービスのU‐NEXT・DMMなどを名乗る架空請求メールもあるようです。有料サイトの未払料金などの名目で金銭を支払わせようとするショートメールには注意しましょう。
※2019年1月追記↓また、こんな偽アマゾンも↓
注意!「Amazoneプライムのお支払いにご指定のクレジットカード有効期限が切れています」
最近、別の偽アマゾンからのフィッシング詐欺メールも多いみたいです。
[Amazoneプライムのお支払いにご指定のクレジットカード有効期限が切れています]
というフィッシングメールです
Amazonではなく、Amazone(アマゾネ)…
クレジットカード情報を入力させたいようですね、気をつけて下さい!
マイナビさんのサイトが詳しく書いてました↓
料金未納という言葉に焦る
とはいえ、Amazonを日ごろから利用しているので、メールが来た瞬間は焦りました。
なんだこの、怪しいメールは…。料金未納?いや、買い物は先払いだし…Amazonプライムのことか!?
怪しいなとは思いつつ、少しでも心当たりがあると焦りますね。Amazonプライム会員の支払いがどうなっているのか必死に思い出そうとしました。
公式サイトで確認しよう
もし不安になったら、本物の公式サイトで支払いがどうなっているのか確認しましょう。
その際、メールに記載されているリンクを踏まないようにする必要があります。
佐川急便をかたった詐欺業者のショートメールには、公式サイトそっくりにつくった偽サイトのリンクが貼ってあり、そこからアプリをダウンロードさせて個人情報を得るという手口の詐欺があったそうです。このように手の込んだ詐欺もあるのが、こわいところ。
怪しいメールのリンクは絶対に踏まないで、公式のURLアドレスにアクセスして支払い状況の確認、もしくはカスタマーセンターに確認しましょう。
Amazonプライムの支払い確認は、「アカウントサービス → Amazonプライム会員情報」のページで確認できました。
まとめ
自分が詐欺なんかに引っかかるわけない、と思っていても実際に当事者になると不安になるものですね。
最近は、自分が利用しているネット上のサービスも多くなり、IDパスワードなどのアカウント情報を管理するのも大変なほどです。そんななかで、自分が利用しているサービスから料金未納の連絡が来たら焦るのもわかります。
また手口が巧妙になっていたり、公式サイトそっくりの偽サイトまで作る詐欺があるというのだから他人ごとではありません。
「ちょっとおかしいな」「なんか変だな」と思ったメールや電話には即答せず、正式な情報を自分のアカウントなどで確認して冷静な判断で対処しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。