「やる気がでない…でも、やる気を出したい!」という人向けのモチベーションアップ・やる気アップに有効な方法をご紹介します。
わたしは自己啓発っぽい本をよく読んでしまう人間ですが、その中でも今回ご紹介する方法が今までで一番有効な「やる気アップ術」でした。
タイトルで、お名前を拝借した「修造」というのは、もちろん元プロテニスプレイヤーの松岡修造さんのこと。
松岡修造とは、諦めない、絶対できる、いつもポジティブ、しかし暑苦しいという元プロテニスプレイヤーである。ニコニコ大百科
「まいにち修造」という前向きな応援メッセージ付き日めくりカレンダーを発売するほどに、前向きで情熱的なメンタルの持ち主です。
今回の「やる気アップ術」で彼ほどに、やる気がでるかはあなた次第です。
ですが、10分間で驚くほど「やる気」が出ます。
なんだか通販の売り文句みたいな冒頭になってしまいましたが、何も売りつけたりしません(笑)
私が試して「やる気」が爆発したので紹介したくなったタダで出来るメンタルアップ術です。
10分で出来る「やる気」の出し方
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おおきく振りかぶってに学ぶ目標設定
私がこのメンタルアップ術を知ったのは、約10年近くも前のことです。
野球マンガ『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ著)で紹介されていたメンタルトレーニングの方法でした。
これが、すごいんですよ。
『おおきく振りかぶって』とは
野球漫画に革命をもたらしたと評される作品である[1]。スポーツマンガであるが「スポ根」要素は全くない[1]。主人公の投手が「弱気で卑屈な性格」という、野球漫画として異例の性格造形となっている[1]。従来のスポーツマンガにはない繊細な心理描写や日常の細やかな描写が高く評価され、多くの賞を受賞した Wikipedia
賞も受賞している超有名作品なので、ご存知の方も多いと思います。
心理描写やメンタルトレーニングの考え方なども面白く、読み始めたらとまらないマンガのひとつです。
この『おおきく振りかぶって』15巻に【目標設定用紙】というものが出てきます。
実はこの「目標設定用紙」というのが、東海大学教授の高妻容一先生が実際に利用しているメンタルトレーニング方法なのです。
目標設定が明確になり具体的に想像できるようになれば、やる気がアップして行動力向上にもつながります。
では実際にやってみましょう。
やる気の出し方 実践編
『おおきく振りかぶって』で紹介されていた方法は以下の通り
制限時間10分間で、以下16問の質問を埋めていきます。
必ず上から順番に書いてください。まずはとにかく書ききることを目標にやってみましょう。
人生の目標 | ○○の目標 | |
夢のような目標 | ||
最低限度の目標 | ||
50年後の目標 | ||
30年後の目標 | ||
10年後の目標 | ||
5年後の目標 | ||
4年後の目標 | ||
3年後の目標 | ||
2年後の目標 | ||
1年後の目標 | ||
今年の目標 | ||
半年後の目標 | ||
今月の目標 | ||
今週の目標 | ||
今日の目標 | ||
今の目標 |
ノートでもメモ帳でも構いません。白紙を用意しましょう。わたしは、スマホのメモ帳でやりました。
マンガでは、「人生についての目標と、スポーツでの目標をそれぞれ書こう」とあります。
スポーツじゃなくても、人生と仕事・人生と趣味などでいいと思います。
が、10分間で2種類書くのは結構ハードです。
わたしは、人生(仕事も趣味もすべて含む)という感じで一列だけ書きました。
それでも書いていくだけで、驚くほど「やる気」が出てきます。
最終的に「やる気」が爆発 します (※個人差があります)
ぜひやってみてください!!
……え!?
これをやる「やる気」がまず出ないって??
そんなあなたに、1分見るだけで「やる気」が出てくる動画をご紹介しましょう。動画を見てから「目標設定シート」をやってみてください。有名な動画らしいのですが、最近知りました。
※音量に注意してください
▼この記事でも同じ動画を紹介しております。お気に入り動画です。
書き方サンプル
「おおきく振りかぶって」の作中で選手が書いていた目標です。
◇キャプテンの花井くんの目標設定
夢のような目標 野球でメシを食う 最低限の目標 子どもとキャッチボールする 50年後の目標 孫とキャッチボールする 30年後の目標 現役でどっかのチームに所属している(スタメン) (この間は不明) 半年の目標 フェンス越えできるパワーをつける 今月の目標 合宿成功させて新人戦優勝! 今週の目標 三橋(ピッチャー)のカーブを体の前でとらえる! 今日の目標 監督の課題についていく!
こんな簡単な感じでOKなんです。
参考にしてください。
やる気が出る「目標設定シート」印刷用
▼こちらのリンクに高妻容一教授の目標設定用紙があります。
公益財団法人東京都スポーツ文化事業団/web magazine
印刷して定期的にやれば「やる気」の維持に役立つと思います。
おわりに
マンガでは、毎月1回実施すると書いてあった気がします。
私はたまたま思い出して今まで(およそ9年間で)2回ほどやりました…
実際に書いた直後は、すごくやる気が出るのですが、やる気を維持するのは難しいですね。
覚えていたら定期的にやりたいので、今回の記事は自分用の覚書でもあります。
実際にやってみると「夢のような目標かー、なんだか恥ずかしいなー」「50年後って、何歳!?生きてるのかなー」と、ワクワクしながら書き進め……
「今週の目標」あたりの後半まで書くと、脳内で目標が具体化され「やばい、早くやらなきゃ……!」という良い緊張感も生まれます。
やる気スイッチが完全にONになります。
明確な目標設定って大事なんですね。定期的に実施したい「やる気アップの方法」です。
一度、お試しください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。